エクセルのブログ

ゲーム(shadowverse・civilization6・アズールレーン)のプレイログ、あとはたまに読書

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

書評「英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか」(大石哲之著)

タイトルがかなり刺激的なのでどれどれ、と思って呼んでみました。 書いている内容は一理あると思います。簡潔に言うと、学歴というシグナリングで差をつけられないわけだから、実務経験と英語力でアピールしなさい、という本です。タイトルで「えっ、もしか…

書評「タックス・ヘイブンー逃げていく税金」(志賀櫻著)

もともと積んでいたのですが、フォロワーの方から「面白いよ」と勧められたこともあって読みました。ゼミで専攻しているテーマと関わってくる話題だったので早いうちに読んでおきたかったですが… タイトル通りタックス・ヘイブンについて書かれた本です。タ…

書評「戦略がすべて」(瀧本哲史著)

おおざっぱにまとめると、「いろいろ残念な本」という感想です。 本書の構成は24のケーススタディから成っています。これを通して現代に必要な「戦略的思考」を鍛えていくというものです。この「戦略的思考」とは労働者コモディティ化する現在においてどのよ…

書評「夢、死ね! 若者を殺す「自己実現」という嘘」(中川淳一郎著)

なかなか強烈なタイトルです(笑) タイトルを少し柔らかく言うと、「世の中にはキレイゴトの夢を語る若者が多すぎであり、彼らは宗教のようにそれを信じ込んでしまっている。社会の人も企業の人もそんなことは考えてないし求めてもいないのに…」こんな感じで…

書評「戦略論の名著 孫子、マキャヴェリから現代まで」(野中郁次郎編著)

タイトルの通り、戦略論について書かれた本の内「名著」と呼ばれる本について12冊をとりあげ、12人の筆者がそれぞれ記したものです。とりあげられている本は以下の通りです。 ①「孫子」孫武 ②「君主論」マキャヴェリ ③「戦争論」クラウゼヴィッツ ④「海上権…