精神的リストカットについて
本を読めていないのですが、月曜日に自転車をこぎながら考えていたよしなしごとが、思い付きの割によくできてたようなので投稿します。
大学院の大変な試験のプレッシャーに押しつぶされた自分はとりあえず自転車をこいて現実逃避していました。私はネガティブ思考の人間で、テストなどがあるとまず失敗したときのことを考えます。「もうだめだ、自分はダメ人間だ」などと自分を否定するようなフレーズを呟いてしまうわけです。中学高校ではいい友達がいたもので、また比較的健康的な生活を送っていたためかこのフレーズを言うことはあまりありませんでした。もし言ったとしてもフォローが入ったわけです。
しかし大学になると状況が変わります。まず自分に構ってくれるほど周囲の人間は暇ではありませんし、優しい言葉が返って来るとも限りません。端的に言えば構ってくれなくなるわけです。
ここまで考えて思ったのが、これってメンヘラのリストカットに似てるなということ。(違う!という方がいたらすいません)
リストカットした跡をネットにあげるという場合、なんらかの反応が来ることを期待してあげているのだと思います。この仮定に沿って考えると「人に構ってほしくて自分を傷つける」という点ではリストカットも冒頭の自己否定も似てるな、ということです。
その意味で後者の行為を精神的リストカットと呼ぼうと思います。
目に見える形でリストカットを行う人よりも地味ではありますが、自己否定しがちな癖のある人はできるだけそういう言葉を言わないようにするだけでも何かがかわるんじゃないかな、と思いました。