これまでの振り返り その4
一浪生活からです。
一浪の時の自分は正直、まわりについていっている気持ちがしませんでした。高校の同級生はほとんど同じ予備校で浪人をしているのですが、全員レベルが高いのです。考えれば当然かもしれません。彼らはぼくと違って入試にそれなりに対策をして、そのうえで落ちた人たちです。ぼくのように足切りにかかったわけではありません。たとえば東大に数点差で落ちた、なんて人がごろごろいるわけです。そして最悪なことに、ぼくは彼らが勉強していないのだから自分もやらなくていいや、と思ってしまいほぼ遊んでしまいました。
センターは八割ないくらいしかとれませんでした。79%くらいだったと思います。前期でヤケクソで一橋に出しましたが数学白紙のまま、不合格となりました。後期でなんとか九大法学部に合格しましたが、自分は納得していませんでした。
九大も立派な学校だと思います。でも…県下一の進学校に行ったのに九大程度ではいけない、学歴コンプレックスを抱えた自分も存在していたと思います。ここでコンプレックスを解消できればよかったのですが、親に駄々をこねてもう一年浪人させてもらうことになりました。